最高裁裁判官の国民審査(その2) | le Quatorze Juillet

最高裁裁判官の国民審査(その2)

「ろーやーずくらぶ」

http://yaplog.jp/lawyaz-klub/archive/591

では、次のように書かれています。

 「才口裁判官は、問題の多い第一小法廷で、泉裁判官のように気骨のある反対意見も書くこともありませんでした。間違いなく、×。
 古田裁判官は、就任したばかりですが、検察官時代に治安強化の先頭に立ってきた実績があるので、これも、×。
 第二小法廷の4裁判官については、投票日までに検討しておきます。たぶん、×でしょうけど。」

 才口さんは、非嫡出子の裁判では、泉さんと同じ立場で格調高い反対意見を書いたこともありますが、その後は泉さんに乗ったことはあまりないように記憶しています。まあだれもが常に泉さんと同じである必要はないし、泉さんは泉さんでもっと多数をとれるように努力すべきだとは思うのですが、それにしても泉さんが孤軍奮闘している感は否めませんよね。それに比べ、横尾和子さんの「独走」を第一小法廷のほかのオジサマ方(才口さんを含めて)は許しているように見えますよね。それをどう評価するか、ということです。

 古田さんはご存じ、「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律」(いわゆる盗聴法というヤツです)の「生みの親」ですね。増田さんが上のように言うのは理解できるところです。