麻原公判の「正常化」を | le Quatorze Juillet

麻原公判の「正常化」を


オウム松本被告弁護団が公判停止を申請↓


http://www.asahi.com/national/update/0729/TKY200507290356.html



ふつうの刑事裁判だったら、最低限、鑑定は実施するケースでしょう。

ところが東京高裁は

被告人には30分会っただけで「問題ない」と判断(医師のつもりなんでしょうか)。

その際の様子は上の記事によると、「青いシートを敷いての面会」という

正常な被告人では考えられないものだったようです。


そのうえ、控訴趣意書の提出期限を今年8月末(以前は今年1月と言っていた)と区切り、

被告人と意思疎通できない弁護人に提出を迫る、という

鬼のような所業に出ています。


ちょっと立ち止まって考えようとすると、すぐ「裁判の長期化」の大合唱を始める

一部(全部?)マスコミに責任の一端があるのは間違いありませんが、

この際、東京高裁も理性を取り戻して「正常化」してみてはどうでしょうか。